2024 テイスト・オブ・ツクバ 皐月ステージ
2024.05.10-11 に開催されたテイスト。
事前から宇川徹選手の参戦情報が出たり期待高まった本大会。
最高峰クラスとなるハーキュリーズ&SuperMonsterEvolutionはメチャ熱でした。
やっぱり早かった宇川選手
宇川選手が出るという噂はあった。
以前から興味あるといった声は人づてに聞いていた。
でも。。。まさか。。。ね。。。
レースが近くなってきて、エントリーリストが公開されたらSNSがザワついた。
エントリーリストに「宇川 徹」とある。ここで、またザワつく。本人なのか!?
しっかりとあの「宇川 徹」選手でした。
スゴい!8耐を制したライダーが参戦。
テイスト、すごすぎ。
特スポから凄かったっすね。常に上位にお名前がありましたよ。
空冷のマシンと思えないw 普通に59秒台に入ってましたし。
とーぜんといえば、とーぜんですが、クラス優勝です(笑)
圧巻の走りで、制覇。
総合でも6位。周りは水冷マシン。
マシンが水冷なら間違いなくトップ争いに絡んでいたと思う。
継続参戦されるのかなー。
國川選手とのバトルも見てみたいな♪
ハーキュリーズは、見ごたえありまくり!
優勝候補の筆頭は、鐵隼を駆る加賀山就臣監督→選手。
そもそも、TeamKAGAYAMAとして全日本ロードレースにDUCATIのワークス車両で参戦するという話題で今シーズンが開幕。水野涼選手が移籍し注目度抜群。
鐵隼は、SUZUKIがベース。参戦しない(または出来ない)のかと思ったら、加賀山さん、サイコーっす!
加えて今回もまた隼に乗るライダーさんたちも応援にたくさんいらっしゃってましたね。
毎戦、広島から遠路はるばる遠征してくるH2Rの光本康次郎選手。
スーパーチャージャーとそれを支える大きな車格、さらにはそのマシンを止めて曲げられる腕を持つ選手。もちろん優勝争いには加わってくる。
前回の11月は、全日本の上位ランカーということで賞典外での参戦となった渡辺一樹選手が今回は通常エントリー。名門パワービルダーで#70号車を駆る。1年前に他界した岩崎朗選手が作り上げたマシン。前回は2番手チェッカーだっただけに、優勝を狙いに来るのは間違いない。
さらにイエローコーンからの刺客が2名。#99 梶山 知輝選手と#9 松本 隆征選手。
テイストの成績としては未知数だが、これまた名門のイエローコーンが参戦を認める選手。遅いわけがない。
期待高まるこの5月のテイスト。すごかったー!
※新庄選手が欠場だったのが残念だったけども。
圧巻のレース運び
三つ巴という展開が12LAPに渡って展開された。
車格で有利なのは、#414 光本選手のマシン(H2R)。両サイドにある「羽根」も影響し前に出してしまうとなかなか抜けないらしい。
もちろん、光本選手が速いということも付け加えておく。
三つ巴の戦いに加わろうと奮闘した
#77 宇川選手。「選手」という響きがすでにファンにはたまらない宇川選手。
ざっくり言えば、ハーキュリーズとスーパーモンスターエボリューションのクラスの差は、空冷かどうか。
水冷=ハーキュリーズ
空冷=スーパーモンスターエボリューション
当然、マシンパワー的には水冷有利なことは言わずもがな。
しかしながら、宇川選手が駆るCB1100Rはハーキュリーズマシンと張る速さを見せ、上位を快走した。
混戦を制したのは・・・
最終ラップまでもつれ込んだ優勝争いを制したのは。。。
#70 渡辺一樹選手。
ウィークに入ってからも、かなりマシンセットに苦戦し、特スポでもエンジンブロー。
予選までにエンジンを載せ替えて挑んだ今大会。決勝まで試行錯誤していたとのこと。
決勝では、終始トップ争いを繰り広げていたが、冷静なレース運びをしていたようにみえた。
残り2周といったあたりでスパート。#414 光本選手、#23 加賀山選手を立て続けにパス。
見事にトップでチェッカーを受けた。
ゴール後も盛り上がる
前回は、総合2位でチェッカーを受けたが、全日本選手権のトップランカーということから賞典外でのレース。
今回は、賞典内でのバチバチなレース。
エンジンブローなどのトラブルに見舞われながらも勝利を諦めず、見事に優勝。
2023年他界した#70 岩崎朗選手のZ1000を表彰台の頂点に導いた。
個性的なマシンがひしめく、ハーキュリーズの中でも目を引くブルーメタリックのH2R。
ストレートの短い筑波サーキットでもスーパーチャージャーの力は絶大。圧倒的な加速を見せる。
特筆すべきなのは、それを止めることのできる光本選手のテクニック。スピードが出せてもそれをコントロールし、止めて、曲げることができるのがスゴい。ちなみに普段は、ホントに良い人。パドックではオーラを消してます(笑)
1ヘアでは恒例のバーンナウト祭り。
前回はH2Rが。。。!?
今回は、みなさん無事でした(笑)
2日間に渡り、安全なレースに貢献いただいたオフィシャルの方々も、フルフラッグで
表彰式のインタビュアーは!?
全日本ロードレース選手権にて転倒し、その怪我の影響もあって今回は欠場となった新庄選手。
新庄選手がインタビュアー。
滅多にない機会でアットホームな雰囲気がさらに加速。この戦いに加わりたかっただろーなー。
まぁ、あの転倒があったのに、会場にきてくださっているだけよかったけども。
そういえば、書いていて思い出したけども、渡辺一樹選手も、全日本ロードレース選手権の開幕戦
2&4の鈴鹿で転倒して、手を骨折してましたよね!?
骨折の影響、なかったんかな!?走りがスゴすぎて忘れてたよ(汗
明暗分かれたPowerBuilder と TeamKAGAYAMA。
嬉しそうに写真に映る渡辺一樹選手と、
ちょっと悔しそうに見える加賀山就臣「選手」。
次回もまた、水野涼「監督」とともに参戦するのだろうか。
次回のテイストは11月2日-3日
非常に楽しんでしまった今回のテイスト・オブ・ツクバ。
次回は11月。MCは僕が復活します。
#70 渡辺選手が連勝を狙いに来るのか、#23 加賀山選手が鐵隼で奪い返しに来るのか、
#414 光本選手が席巻するのか。
国際ライダーを相手に、国内ライダーの#51 松田選手、さらに怪我からの復活を期待される#29 山根隊長。さらに名門イエローコーンがこのまま終わるとも思えない。そして#77 宇川選手の継続参戦もあるのか?そこに#39 國川選手が出てきたり??
もう、今から楽しみなテイスト・オブ・ツクバ。
ぜひみんなで盛り上げていきましょう。
YouTubeでの観戦もいいけど、現場は最高ですよ。音も匂いも雰囲気も。
会場でお会いしましょう!!
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